MATLABで行列の勉強
最近、記事の更新がストップしてしまってますが
内容は別ブログでも進めていますのでちょっとお待ちくださいね。
さて、行列の勉強に苦しんでる学生さん多くないですか?
実は私は殆ど行列については理解していません。
そこでMATLABで行列の勉強に関するおススメ動画です。
これは
慶應大学 理工学部 講義 数値計算法 第一回 数値計算法の基礎
という動画です。
動画のかなり後半からMATLABについて説明があります。
動画の第2回、第3回になるにつれて具体的な使い方も示しているのでとても勉強になります。
行列の勉強法、一つのアイデア
実は私自身行列はほとんど理解していません。
行列の細かい理論とかわかっているのが望ましいと思いますが
その仕組みを解き明かすことに意味がないことが多いのです。
私の中で行列とは、”数学をシステマティックに解くためのツール”
という認識です。
実際、そういう使われ方が多いのですが、ツールであるにしても
大学の座学の中でも手計算が多く面倒なイメージないですか?
ですから、最低限、何をしないといけないかくらいはわかってます。
そうするとあとはMATLAB使って機械的に解くのが便利です。
そう思うと”行列とは数学(数式)をシステマティックに解くためのツール”
しかし、手計算はめんどくさいから
”MATLABとは行列をシステマティック(自動)に解くためのツール”
と思えば気が楽になります。
MATLABで機械的に数式を解いてくれるのであれば、
・数式を行列形式に落とし込む
・行列の解法を知っていること
・MATLABの操作方法
この3つ知っていれば、行列の細かいこと知っていなくても
工学計算ができるのかなと思います。
実際に社会にでて、行列とか使う場合はほとんどが
その内容よりも解いた結果が求められるものです。
ですから、ある程度行列知っていることとMATLAB使えることが大切になります。
MATLABちっくなソフト
MATLABは大変便利であると同時に大変高価であることが知られています。
もし簡単に使ってみたいのであればフリーのMATLABちっくなソフトがあります。
それがSciLab、Octave、FreeMat、MatXです。
このうちMatXは日本で開発された行列用のツールです。九工大の古賀先生が開発されました。
またSciLabはフランスで開発されたものですがSciCosというSimulinkチックなソフトで
ダイナミックシミュレーションができるのが特徴です。
MATLAB以外はMatXとSciLabを使ったことがありますが、
Simulinkの様なダイナミックシミュレーションまでやるならSciLab/SciCosはおススメです。
行列計算を完全に理解できるのがいいことは間違いないのですが、ソフトの利用法から入って
その中身を理解するのはアリだと思います。