MATLAB/Simulinkについて

いわずと知れた、通知解析ソフトです。

たしかSimulinkはもともと別の名称で別のベンダーのものだったと思います。

それがMATLABオプションとしてブロック線図でプログラムが書けるように

なってから人気に火がついたと記憶しています。

その生い立ちはThe MathWorks社の関係で調べればわかるので

省略しますが、

『数値計算ライブラリのついたBASIC』

というとわかりやすいかと思います。

 

他の言語と比較

MATLAB

・インタプリタ型

・対話型

・数値計算ライブラリが豊富

・オプションツール(Simulink含む)が豊富

 

C言語

・コンパイラ型

・外部インターフェース制御が得意

・実行速度が速い

 

FORTRAN

・コンパイラ型

・数値計算が得意

・型宣言が厳しい以外はプログラムはBASICと変わらない

・数値計算ライブラリが豊富

 

ArduinoとMATLAB

こう考えるとMATLABは『インタプリタ型のFORTRAN』で良いかもしれませんが・・・

Arduinoが計測、制御するのに最低限の知識があればあとはライブラリが充実しているのに

似ていてMATLABは何か計算や設計、解析するのに最低限の知識があればあとは

ライブラリをうまいこと使えば一番めんどくさいことはあまり考えないですむってのは

似ているかも知れません

 

初めてMATLAB触ったとき

仕事で使ったのが確か2003年か2004年くらいです。

どんな言語かもわかりませんでしたが、触った最初の感想が

『数値計算ライブラリのついたBASIC』

という感じで、Simulinkは制御の教科書に出てくるような

ブロック線図を使ってプログラムを書くのが新鮮でした。

ちなみに初めてMATLABという名前を聞いたのが

学生時代に制御の研究室でその名前を聞いたのが最初でした。

それが96年ごろだと思います。

ただ、その時は何をするものかまったくわかりませんでしたが・・・

 

MATLAB/Simulinkの応用(これからしたいこと)

モデリング、制御開発、組込み系との統合、教育環境の構築、振動解析

こんなことがしてみたいと思っています。

MATLABでは画像処理や金融工学などのツールボックスもあるらしく

できることは山ほどありますが、能力的にも興味としても制御関係です。

MATLABが進化しているし、産業界でのニーズも高くなっています。

しかしその主たるものがMBD(モデルベース開発)になります。

これは以前携わっていました。

そのとき以上にMBDが騒がれていますが、シミュレーションだけの世界なら

まだしも実機に実装する時のエンジニアが不足しているといわれています。

こうしたことから特に組込み系と統合するシステムの開発を取り組み始めています。

 

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